space Wazo管理人、日々のこと

space Wazo/since2016・富士山の麓、富士宮で築100年の古民家を利用しギャラリーと貸しスペース、またカフェを併設した施設の管理人です。展示会の案内から管理人の日常までを取り上げております。【 Wazo 】とは、およそ100年前にかつての当主が商いをしていたお茶ブランドの名前です。

新年明けましておめでとうございます。

 

新年のご挨拶が遅くなりました🙇‍♀️

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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我が家の新年は、恒例の地味〜なお節から始まりました。

娘も帰省し、いつもと変わりない一年のスタートです。

穏やかにお正月を迎えられたことは何よりでした。

 

それが、

元日の夕方からは

大きな地震に見舞われた能登地方のことが心配で、気がかりな日々を迎えることに…

 

あの日は、ここ富士宮でも揺れました。

すぐにテレビをつけると震源能登半島

そして、テレビ画面には珠洲市の市役所からのLive映像が流されていました。

 

家が砂ぼこりを上げながら、次から次へと崩れていく映像が映し出されています。

後ろの方からは津波がきていました。

大変ショックな映像でした。

 

実は昨年、石川県珠洲市に行ったばかりでした。

国際芸術祭に行ってきたんです

なので、テレビに映ってる街並みは見たことがある景色でした。

黒い瓦や、古い家屋。

 

あの作品たちは、あの建物は、あの場所は無事なのか??

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見附島


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古民家で展示された巨大なタコ


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旧保育園内での塩田千春さんの作品

もっともっと、たくさんの芸術作品が

珠洲市内のあちこちに展示されていました。

世界中から集まっていました。

また、これらの作品たちは今もそのまま展示されてるものばかりです。

わずか1万2千人余りの小さな街が

芸術の街になっていたのです。

 

 

脳裏にはいろんな景色が浮かんできました。

珠洲市全域を訪問したので、土砂崩れになっていた場所も知ってる場所でした。

 

また、いまだに安否不明者が多数いる現実と

どうすることもできない歯痒さと

悲しみが溢れます

 

今の自分に何が出来るのか…

考えてみたけれど

今の自分には

支援金の寄付くらいしか方法がみつからず

微力ながらも手助けをさせていただきました。

 

またいつか、復興した珠洲市に行ける日が来ることを願いながら、、、。

お見舞い申し上げます。